Title01
本当は行きたくない学校にいった。
きっと本名とは気まずいかな,と思っていた。
でも,うちにはズル休みを許す親は居ない。
学校に着くと,校門をすこし行ったところで,
本名にあってしまった。
ううん。正しくは,見てしまった。
裕香と楽しそうに喋る本名を…。
◇◇◇
「あっ! おはよー!!」
裕香が真っ先にこっちを見ていった。
「おはよ!九。」
本名もこっちをみて決まり悪そうに言った。
「おはよー。」
私は適当に,返事をして思った。
本名はやっぱり軽い男だよ。
きっと次は,裕香に手を出してるんだ。
少しムッとした。
私はスタスタと一人で教室に行った。
◇◇◇
授業中,ずっと考えてた。
そういえば,裕香は本名の事『疾風』って呼んでたな。とか
本名っていつから裕香に手を出してたのかな。とか
やっと鬱陶しいのがいなくなったな。とか…